2010.1.15 |
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幸せ探しの名人 |
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宅配ピザ「ピザーラ」の社長、
浅野秀則さんの心に残る言葉より…
浅野さんは大金持ちの御曹司(おんぞうし)に生まれ、
順風満帆(じゅんぷうまんぱん)の人生だったというが、
それは高校二年まで。
父親が突然、脳血栓で倒れ、意識が戻ったものの
言語障害が残り、社長の座を追われてしまう。
浅野さんも小づかいにも不自由するようになり、
いろんなアルバイトに手を出すようになった。
その後、若くしてクラブハウスの経営に乗り出した。
ところが、このクラブハウスが火事を出し、
大やけどを負ってしまう。
300針も縫う大手術をし、リハビリを含め、
社会復帰までに一年を要したという。
突然、大赤字も背負い込んだ。
浅野さんの母上からすれば、夫は倒れ、
息子は大けが、そして大赤字。
どん底である。
だが、このとき母上は、なんと
「あなたはラッキーね」と言ったのだそうだ。
「人間が一回失敗して、
そこからまた立ち上がるところを体験できるじゃない」
というのが、その理由だった。
父親が倒れて状況が一変、これではダメだと思い、
住んでいたマンションの屋上で、毎朝、
「オレはラッキーだ。やるぞぉ!」
と声を張り上げて叫んだという。
今は経営者として成功した浅野さんだが、
失敗するたびに「ラッキー」と考えてきた。
失敗したからこそ、次には、
「どうすれば失敗しないか」と
成功へのビジョンをより正確に描くことが
できるようになるからだ。
『続・いい言葉は、いい人生をつくる』斉藤茂太・成美文庫より
男にとって、女性の力は偉大だ。
その中でも、特に母親の言葉は、
子供を奮い立たせ、
勇気付け、
夢を与えてくれる
偉大な母親は、幸せ探しの名人だ
斉藤一人さんの母親の話から…
一人さんは、学校にはいつも、遅刻して行き、
早退して帰ってきてしまう。
そんな一人さんに、母親は一つも怒らず、
中学卒業するときに、こう言った。
『僕ちゃんくらい学校に向かない子って珍しいよね。
僕ちゃんは学校に向かないから、社会向きなんだよ。
だから必ず出世するよ。
人間は神様がつくったもんだからね、
何にも向かない人っていないんだよ。
お母さんは、楽しみだよ』
怒られたり、非難されずに、
「あなたはラッキーね」
「必ず出世するよ」
などと、言われた言葉は一生忘れない。
どんなひどい状況にあっても、
探せば必ず明るいところ、
いいところはある。
我々は、いつも「幸せ探しの名人」でありたい。 |
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