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2010.1.11

愛が足りない

着る人を幸せにする洋服、がコンセプトの「フォクシー」の
社主、前田義子さんの心に響く言葉から…

ここ数年来の成人式は、
各地の祝典で騒ぎが起こり続けています。

告訴問題になったり、本人たちが後日、
知事に謝罪しに行くなど顛末はそれぞれですが、
みなさんはどう感じられたでしょうか。

私が彼らを見てすごく思ったのは、
「愛が足りないんだな」ってことなんです。

大声で騒いだり、お酒を一気飲みしたり、
祝辞を話している市長に向って
クラッカーを鳴らしたり、
やっていることがすごく子供っぽい行為じゃないですか。

成人を迎えてもなんであんなに幼稚なのでしょう。
それは、愛された経験に欠けるからだと私は思います。

成人式で騒ぐ彼らは、
「みんな見て!僕はここにいるんだよ」
と言っているように私には聞こえました。

自分を認めて欲しいから、
さみしさの裏返しで騒ぐのではないでしょうか。

本当に嫌だったら、わざわざ式には来ないでしょう。
目立ちたいという気持の裏返しに認められたい、
愛されたいという心の叫びが秘められているんです。

『前田義子の迷わない強運哲学』小学館

人は、誰でも認められることを渇望しています。
「あなたがいてくれてよかった」
「あなたのひと言に助けられた」
「あなたのいるお陰で人生が楽しい」
などと言われるのは、人にとって一番うれしいことです。

反対に、否定されることは最も辛いことです。
「駄目、嫌い、バカ、のろま、文句、許さない」等の否定語。

最大の否定は、存在の否定です。

夫婦喧嘩で、
「出て行け!」
「死んじまえ!」
「お前なんて何の稼ぎもないくせに!」
と言ったら、その夫婦関係は
終わりだと思って間違いありません。

相手の存在の否定をしているからです。

存在の否定には、
「無視する」、「いじめる」、 「村八分にする」
等の心理的な否定と、

「虐待する」 、 「なぐる」、「 ける」、「せっかんをする」、
等の身体的(暴力的)な否定、があります。

子供の頃、親から
愛情をたくさんもらっていないと、
「愛が足りない子供のような大人」になりやすいのです。

愛は二つのものからもらえます。

ひとつは心的な愛

「励まし」、「大丈夫という言葉」、「ねぎらい」、「ほめる」、
「ほほ笑み」、「やさしい話しかけ」、「挨拶」、「会釈」、
「手を振ってくれる」、「話にうなずいてくれる」、
「相槌を打ってくれる」、「拍手」、
そして、「好き」、「愛してる」などと、言われることです。

もうひとつは身体的な愛

「ハグする」、「握手」、「手を握る」、「手をつなぐ」、「肩をもむ」
子供や赤ちゃんに対して、
「肩車」、「おんぶ」、「抱っこ」、「キスする」、
「ほおずりをする」、「授乳」、「さする」等があります。

これらの働きかけを
心理学のTA(交流分析)ではストロークといいます。

「愛が足りないのは」このストロークが足りないのです。
騒いだり、奇声を張り上げても、愛をくれる人はいません。

愛が足りなかったら…
愛をもらえるような行動をすること。

そして、まず自分から先に、
みんなに、愛をあげることが大切だと思うのです。



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