2010.1.10 |
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相手の予測を上回れ |
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【相手の予測を上回れ!】
中村文昭さんの講演CDの中の胸に響く言葉より…
中村文昭さんは、
師匠からいつも言われていることがあった。
それは、「相手の予測を上回れ」
ある時、文昭さんは、師匠から「ある映画」を見たか?
という電話があった。
それは、三部作で、
かなり長時間かけないと見られない映画だった。
文昭さんは、
「まだ、見てません。でも近いうち見させてもらいます」
と、言った瞬間から、動き出した。
「この映画を見ているか?」、
と問われることは、その映画の中に
今の自分に必要なメッセージが隠されているのだろう、
それを師匠は伝えようと思ったに違いない、と。
ほとんど毎日が講演の文昭さんは、
その日もホテルに泊まっていた。
苦労して、そのDVDをレンタルし、
朝までかけて、その映画をメモを取りながらみた。
そして、翌朝、第三部を上映している映画館を探し、
寝る間もなく見た。
そして、見終わった後、その報告を師匠にしたという。
『中村文昭のみるみる元気がわいてくる!』(パート2)サンマーク出版
誰かに、本やCDをもらうことはよくある。
しかし、つい忙しくて、本を読まなかったり、
聞くのを後回しにしてしまう。
耳に痛い話だ。
自分が誰かに、
自分の大切にしている本や、CDをあげた時には、
相手がどんなに喜んでくれるか期待する。
それなのに、自分がもらったときは、
ついその気持を忘れてしまう。
相手の予測を上回る人は、人に可愛がられる。
人に好かれ、上に引き上げられる。
中村文昭さんの行動指針、
「返事は0.2秒」の言葉の通り、
すばやい行動が、人に好かれるもととなる。
なぜなら、もう一つのキーワード
「頼まれごとは試されごと」だから。
頼んだ人は、
相手がどんな反応をしてくれるのかを見ている。
つまり、試されている。
日常の雑事をいかに早く処理し、
後回にしないで、すぐに動くのか。
相手の予測を上回る、
即座の行動を常に心がければ、
そこに、感動や感謝が生まれる。 |
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