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2009.12.26

「成長しうるもの」をどのようにして見つけるか

佐賀大学の元学長で、「海洋温度差発電」の
世界的権威である、上原春男氏の心に響く言葉より…

企業を成長させる源(みなもと)は成長しうる製品やサービス、
情報の発掘と開発次第である。

何が成長するかを見極め、「成長しうるもの」を創り出す創造性が大事だ。

成長物の発見は、社長が集めた情報の質と量によって決まる。
「これは面白い」、「これを手がけてみたい」と、
社長がピンとくるものを発掘できるためには、その何十倍、
何百倍もの、ありとあらゆる情報が必要なのである。

そのためには、
1.信頼おける友人をもつこと
2.幅広い分野の人々との交流をもつこと
3.新聞、テレビ、雑誌をよく見て資料を収集・整理すること
4.幅広い分野の本を自分の金で購入し、読書すること
特にベストセラーやファッションや新しい流行に関心を持つこと
5.講演会やセミナーには積極的に参加すること
6.古典や歴史書で基本的なものは読んでおくこと
7.部下や社員たちのもってくる情報は注釈ぬきで素直に聞くこと

『成長の原理』上原春男・日本経営合理化協会

企業の売るべき商品や、製品は刻々と変わる。
今新しい商品を出したからといって、それに安穏としていれば
たちまち競争場裏からは去らなければならない。

新商品を開発しても、その成功率は恐ろしく低い
10のうち1つも成功すれば、いい方だ。

絶対に成長する、次の商品、次の業態、次の事業がわかれば
経営の苦労はない。

それを見つけるための、日頃のコツがこの7つの習慣だ。
これは、事業の成長だけでなく、個人の成長でも全く同じこと。

信頼できる友人とは、その人を大切に思う人であり、
その人の役に立ち、喜ばせようと思っている人。

限られた自分の業界や、地域の人たちだけと会っていると
話題が固定化され、傷口をなめあったり、
愚痴のいい合いで終わってしまいがちである。

アイデアに詰まった時には、雑誌や新聞からヒントをもらうことが多い。

見る人が見れば、情勢の分析も、
ほとんどが公表している資料だけで足りるという。

買って読まなかった本、いわゆる積ん読(つんどく)も、役に立つ。
自分の身の回りに本が常にあることにより、気軽に、
本を手に取ることができ、ヒントも見つけやすいからだ。

買ったら増えるいっぽうの本は、図書館で借りる方がいい、
という人がいるが、ある面での無駄や余裕も必要だ。

流行に敏感であることは大事。
世の中が今どのように動いているのか、どこが受け、
どこが受けなくなっているのかを皮膚感覚で知ることが必要。

講演会やセミナーはCDで聞けばよい、という人もいるが、
生の声を聞くのとそうでないのは、心に刻まれる度合いがまるで違う。
生のコンサートと、CDで聞くコンサートとの違いだ。

成功した人の多くは、古典や歴史の本からヒントを得た人が多いという。
多くの人の心を、時代をこえて揺さぶり続けたものを、古典という。

アドバイスをくれる人の話は玉石混交だが、
それとは違い、部下や社員の話には有益なものが多い。

実際に業務に携わっている人は、別の実践の視点を持っているからだ。

我々は常に、「成長しうるもの」を見つけ出す、確かな目を養いたい。



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