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2009.12.21

無人島に生きる十六人

「無人島に生きる十六人」(新潮文庫)という
斉藤一人さんおすすめの本を読んだ

明治31年に、16人の日本人船員が帆船に乗り出航し、
やがて嵐に遭い遭難し、無人島に流れ着き
そこで生活した実話をもとにしている

島での約束は
1.島でてにはいるもので、くらして行く
2.できない相談をいわないこと
3.規律正しい生活をすること
4.愉快な生活を心がけること

16人は船長の言った、この4つの約束を守り
苦難のすえ、全員が生き残り、救助された

無人島に流れ着いた物語は多くある
「ロビンソ・クルーソー」
「十五少年漂流記」
「蠅の王」

これは、漂流という極限の状況が
人間の根源的なものをあぶりだすからだろう

かつて、第二次世界大戦が終わったとき
ロシアは一方的に不可侵条約という国際法を無視し
日本軍約110万人を捕虜としてシベリアに抑留した

収容所では、寒さと飢えの筆舌に尽くしがたい過酷な生活で
日本人約34万人が死亡したともいわれる

収容所生活では
旧日本軍の階級は剥奪されたため、
リーダーとなるのは、必ずしも階級が上の人ではなく
結局は、リーダーシップのある、人間的に優れた人だったそうだ

ある収容所では、目標をただひとつに定めた
それは「どんなことをしても、全員で生きて日本に帰ること」

また、ある収容所では、歌をうたい、劇団をつくった

人は、生き延びるために最低限必要なものは
水や、食料だが、それだけでは生きていけない

生きて帰る、という確固とした目標や
笑いや、愉快にすごす知恵が必要となる

これは、我々の日常生活でも全く同じだ

明治の十六人の男達のように
どんなことにも凛として、屈しないために
いつも、明るく、愉快にすごしたい



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