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2009.12.5

仕事の道楽化

東大教授でありながら山林王であり、大富豪であった
本田静六翁の珠玉の言葉から…

【成功への近道】
成功への近道を申し添えておけば
私の八十五年の体験要目は
次のごとくハッキリ教えている

1.常に心を快活にもつ…楽天主義
2.専心その業に励む…職業の道楽化
3.功は人に譲り、責は自ら負う
4.善を称し、悪を問わず
5.好機はいやしくもこれを逸せぬこと
6.勤勉貯蓄…四分の一貯金の実行
7.人事を尽くして天命(時節)を待つ

【時々の仕事で一番になる】
黒田如水(にょすい)が太閤秀吉に向かって
「アナタは今日天下をとられたのは
さだめし、若いときから大きな志を
立てられたのでありましょう」と聞いたら
「ナニ、そんなことはいっこうなかった
ただ自分は信長殿のぞうりとりの時代には
一番よいぞうりとりになろうとし
士分にとりたてられた時にはまた
一番えらい士になろうと
その時々に授けられた仕事に
一番になろうと一心不乱に心がけただけサ」
といわれたことであるが
真に味わうべきコトバである

【好きになるまで努力する】
何事でも好きになるまで努力すれば
自然にそれが必ず上手にまでなれるものであって
努力はついにその人を天才にし、名人にまでする
すべて、職業人のことごとくがこの境地に
没入することになれば、これこそ正に
労働の芸術化ともいうべき理想境の出現であって
日々の一挙手一投足が、芸術家の創作に対する
感興(かんきょう)にも等しいものとなってこよう
熱心は工夫を生む母となり
努力はまた趣味を生ずる父となって
いかなる職業も、これが道楽化をめざして
道楽化し得ないものはないであろう

『本田静六 一日一話』PHPより

本田翁は大学定年後は、思うところがあり
余分の財産すべてを公共事業などに寄付した

本田翁は、人の二倍努力した、という
しかし、その努力を道楽化して楽しんだ

自分の目の前の仕事に対して
我々はどれだけ努力しているだろうか

自分の仕事に全身全霊をこめて打ち込むと
それが、あたかも芸術のようになり
面白くてしかたがなくなるようになる

それが、どんな単純労働であろうと
ほんとうに努力すれば、それが趣味のようになり
道楽化するという

道楽三昧という言葉があるが
本田翁は、仕事を道楽にしてしまうので
それが、悪い言葉ではなくなる

我々は、原点にかえり
目の前の仕事にどれだけ日々打ち込んでいたか

全身全霊で努力したかをもう一度、問い直す必要がある

成功への近道は仕事の道楽化よりはじまる



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