2009.12.3 |
|
| 必死の努力 |
|
稲盛和夫氏の胸に響く言葉から…
【必死の努力は必ず報われる】
いままでも私は「誰にも負けない努力をする」
といってきましたが、いまこの不況のときこそ、
誰にも負けない努力を、ぜひしていただきたい
この不況のときを歯を食いしばり、
必死になって耐えてください、といいたいのです
一生懸命にがんばり、必死になって努力をしていきさえすれば、
会社も何とか持ちこたえていけるでしょうし、何より誰にも負けない
必死の努力をしている姿を、神は、自然は見ています
そのあまりにも必死な努力に対しては、
神さまは必ず助けを出してくれます
神仏は必死に生きている者に対して、必ずや手助けをしてくれます
神のご加護があるはずです
たとえば思いもよらない注文が舞い込んできたり、
思いもよらない従業員が、
「社長、私がんばりますよ。社長についていきますよ」
といってくれたり、そういう思いもかけなかったことが
次から次へと起きてきます
『不況を乗り切る5つの方策』サンマーク出版
現在は、中小企業にとって、未曾有の厳しい時期ではないかと思う
しかしながら、いくら世の不況を嘆いても、現状は何も変わらないし
会社の業績がよくなるわけでもない
稲盛氏は、この本の中で「不況を乗り切る5つの方策」
について書いてある
１．考え方を共有し、社内の融和、団結を図る
２．徹底した経費削減で高収益体質をつくる
３．トップが自ら動き、営業力を強化する
４．新製品、新商品の開発に力を入れる
５．知恵をしぼり切って創意工夫に努める
そして、「まずはトップが心をあらためること」という
トップにとっては、耳に痛い話だ
どんなに厳しい現状であろうと
トップは会社を守らなければいけないし
存続させ続けなければいけない
少し努力した程度では、まったく足りない
誰にも負けない努力、とは必死の努力だ
斎藤一人さんが、必死について、こう言っている…
人間って、必死になると、たいがいのことは解決するんです
変な話、たとえば、ここに５０万円の宝石があるとします
「あなた、この宝石、売ってきてください」
「いやぁ、私になんか、絶対に売れっこないです」
そのとき、
「でも、一ヶ月以内にこの宝石が売れないと銃殺、
ってことに決定しました」
そう言われたとしたら、「売れっこない」と言っていた人は、
親だろうが何だろうが、手当たりしだいに知り合いに電話をかけたりして、
売ろうとするのです
だから、「絶対にできない」というのは、
必死になってもできないことを言うんですよ
必死になったらできることは、「できないこと」じゃない
それは、「できること」なんです
『微差力』サンマーク出版
必死とは、「これができなかったら死ななければならない」
というほどの究極の努力
それだけの、本気さ、と真剣さ、があれば、たいていのことは成就する
必死の努力…
重い、重い言葉だ |
|
|
