2009.11.3 |
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国誉め |
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斉藤一人さんの素敵な言葉から
『幸運を呼ぶ国誉め』
「国誉め(くにほめ)」という神事がある
これは古代、ある国に任命された役人が
一番最初にやった仕事
その国がどんなに素晴らしいかを褒めたたえる
その行為が神事になる
不幸な人はこの国誉めができない
例えば、北海道に住んでいて
北海道の悪口を言っている人
「普通はつらいよ」マキノ出版より
古代、その国に任命された役人は
真っ先に国誉めの歌をつくったという
しかし、現代の新聞やテレビ等のマスコミでは
誰かを誉めたり、称えたりすることは本当に少ない
非難や文句や悪口ばかりだ
政治の世界でも、一部の企業でも
競争相手を叩き、引きずりおろし、勝つことばかり考えている
ほんとうは、相手を非難すればするほど
叩けば叩くほど、最後にはそれは自分にかえってくる
ならば、我々はもっと誉めることを多くしなければならない
国誉めだけでなく
会社、お店、車、自分の出身校
といった建物や物を称える
家族、社員、友人、知り合い、他人
といった人を誉める
自分の出身校を卑下したり、悪口を言う人は見苦しい
自分の会社や、店を悪く言ったら
業績が良くなるわけが無い
妻の悪口を言う夫がいたら
その妻を選んだ夫はもっとレベルが低い
車でも物でも文句を言ったら
事故が起きたり、ちゃんとした働きをしない
自分の住んでいるところを
悪く言う人は、その土地の神からは愛されない
人でも
物でも
国でも
感謝の気持ちで
誉めたたえることが必要だ
国誉めの歌には…
大和には 群山(むらやま)あれど とりよろふ
天の香具山 登り立ち
国見をすれば 国原(くにはら)は 煙(けぶり)立ち立つ
海原は 鴎(かまめ)立ち立つ
可怜国(うましくに)ぞ 蜻蛉島(あきつしま)大和の国は
舒明天皇(じょめいてんのう) 御製
大和にはたくさんの山があるが
その中の香具山に 登って 国を見ていると
家々からは炊事の煙が上がり
海原には カモメが飛んでいる
なんと素晴らしく豊かでいい国だ
大和の国は
また、日本武尊の有名な歌
大和は国のまほろば
たたなづく青垣
山ごもれる
大和し
うるはし
古事記 日本武尊(ヤマトタケル)
大和(やまと)の国は、
ひときわ抜きん出て素晴らしいところ
畳み込まれたように重なった
青々とした木々がまるで垣根のようだ
その山々に囲まれ、抱かれた大和の国のなんと美しいことよ
我々は、幸運にも、選ばれて
この美しい国、日本に生まれることができた
無事に今も生きている
この有り得ないような僥倖(ぎょうこう)に心からの感謝を捧げ
人誉め
物誉め
国誉め、をしていきたい |
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