2009.10.31 |
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切り株に頭を下げる |
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石川洋氏の素敵な言葉から
『1%の光明を信じる人に奇跡は生まれる』
松下幸之助さんは
「成功とは最後の1%にある
最後まであきらめないことです」
と励ましておられる
また、はしごを登る時
最後の一段が力尽きて登れない時がある
その時に
「誰がこんな便利なものをつくってくれたのか
と感謝をしたら、すーっと登れるものだ」
と述懐されている
ゆるぎない“素直な心”である
『根っこ 見えない力の入れどころ』
ダスキンの創業者 鈴木清一氏は
丁稚から一筋の道を歩まれた方である
その頃は体も弱く
配達の途中で疲れると
切り株に腰かけ休まれたという
一服して立ち上がる時、彼は
“切り株に頭を下げてお礼を言われた”
という
祈りの経営の原点である
《心の杖ことば 笑顔開運》(ぱるす出版)
幸之助翁は
障害があったとき
邪魔が入ったとき
問題が出たとき
そのことに感謝をしなさい
そうすると不思議に障害は越えられる、という
五日市さんも同じことを言っている
嫌なことがあったら感謝する、と
我々は時として
「誰かに何かをしてやった」
「私があげたのに」と 、恩着せがましくいう
そして
「誰がやってやったと思っているのだ」、と
居丈高になる
私が、私が…
はしごに感謝する
松下幸之助翁
切り株にも頭を下げる
鈴木清一翁
武道では、道場に入る時や出る時
入り口で一礼する
サッカー選手にもグランドに
一礼する選手がいる
お世話になっている道具に
いつも乗っている車に
住んでいる家に
会ってくれる友人に
勤務する会社に
上司に
部下に
家族に
そして
健康でいてくれる体に
物にも、人にも 感謝の心で
深々と真の礼をしたい |
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