2009.10.20 |
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言葉に敏(びん)であれ |
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致知出版社長の藤尾秀昭氏の素晴らしい言葉がある
真のリーダーになるには「敏(びん)」が必要です。
「敏」でない人は運命もよくならないし、経営も絶対に発展しません。
この敏にはいろいろありますけれど、言葉に敏感というのもその一つ。
偉くなっている人は、全員が言葉に敏感です。
自分自身を向上させていく言葉に敏感です。
自分を堕落させるような言葉に敏感じゃないですよ。
自分自身の人格を向上させるような言葉が、パッと響くんです。
言葉に敏感でない人はエネルギーが生まれてこないです。
人間のエネルギーは言葉によって触発されて生まれてくる。
だから言葉に敏感でない人は絶対に大成しない。
敏感な体質になるには習慣づけることです。
パッと言葉を掴(つか)まれたら
「よし、自分のものにしよう」と習慣づけていくことが大事です。
『小さな経営論』致知出版
何事においても、目的意識がなければ
ぼーっとして通り過ぎてしまう
自分で文章を書こうと思えば、人の文章が気になるし
人前で講演しようと決意すれば、上手な人の講演が気になる
お金をためようと思えば、お金の情報に敏感になる
家を建てようと思ったら、人の家が気になる
「鈍(どん)」な人が「敏」になるには
目標を決め、それに向って走り出すことだ
頭で考えているうちは、敏にはならない
その敏になることの中で、最も必要なことが
言葉に敏になることだ
「はじめに言葉ありき」という旧約聖書にもあるとおり
言葉が全ての始まりだからだ
言葉に敏でない人は…
他人を傷つけることがある
相手に気持ちが伝わりにくい
考えや思想や感じ方が浅くなりやすい
感動や驚きや気づきが少ない
人格を磨き、向上させ
深くて重みのある人物になるためには
言葉に敏であることが必要だ
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