2009.10.19 |
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| 怒らないこと |
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怒らないこと」という とても素敵な本がある
その中の珠玉の言葉から
○私は正しいと思うから怒る
人間は「私は正しい、相手は間違っている」と思っている
「相手が正しい」と思ったら怒ることはない
○私は間違いだらけ」だとわかると怒らない
○「面子（めんつ）」は醜い
「お前、そんなこと誰に対して言っているんだ」とか
「生意気言うな」は醜い
○怒らない人だけが勝利者になれる
怒ったら負け
自分の手綱を取り、怒りやその他の感情を制御する
怒っている人は
怒らない人の言うとおりに行動しなくてはならない
なぜなら、人々の心をつかんでいるのは
怒っていない人だから
○怒るのは人間性を捨てること
怒るのは最低で、無知な人間である
怒っている自分には、理解力も合理性も
客観性も何もない
○怒りを観る
怒りが生まれたら、「あ、これは怒りの感情だ」と
自分を観て、観察し、勉強する
○怒ったら「負け犬」
臆病で弱くて自信がない人ほど、偉そうに怒る
○自分は偉いというエゴを捨てる
私は何者でもない
たいしたもんじゃいと思うこと
お茶を入れて、といわれたら
お茶を入れるだけ
「私は社長だ」「私は部長だ」
というエゴを捨てる
○笑えば怒りは消える
怒りを治めるには知恵が必要だが
知恵と相性がいいのが「笑い」
「怒り」と「笑い」とは両立しない
「おかしいから笑う」のではなく
ただニコニコと笑うと楽しくなる
笑うには叡知と知識と理解力がいるが
怒る時には何もいらない
笑いは強者の証明で
怒りは敗北者の烙印
○「怒らないこと」は奇跡をもたらす
怒っている人や、自分をののしった人に対して
怒らないことに、一回でも挑戦したら、
相手が味方に変わり
誰も損することなく勝てることに驚く
相手がカンカンに怒っている時でも
気にしないでニコッとしていると
そのうち不思議と相手も怒るのをやめて
やがてニコッと笑う
「怒らないこと」（サンガ新書）より
怒ると知恵も湧いてこないし
適切な判断もできない
その状態は人間ではなく
動物以下の状態になっている
しかし
我々は色々な場面で怒ってしまう
自分が正しいと主張し
相手が間違っていると指摘もする
「怒り」が生まれると「喜び」を失い
「暗い感情」が強くなると「怒り」になる
陽気で底抜けに明るくて
笑いの絶えない人は
病気になりにくいという
どんな場面でも怒らないことは
一生涯続く修行だ
笑いを多くし、怒りを抑え
人生の王道を歩みたい |
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