2009.10.17 |
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忘れてしまった「勤勉の精神」 |
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二宮尊徳は
良き人生を送れるかどうかは
「楽したい・遊びたい・怠けたい」という
心の雑草(私欲)の制御が
根本的な課題であると言っているのです
(中略)
この世の中を渡り歩く最大の武器は「勤勉」です
勤勉を武器に、どんな仕事も手を抜かず
約束どおりに仕上げる人に
世間は信頼を寄せてくれます
(江戸時代に学べ・田中真澄著)ぱるす出版
最近は、勤勉という言葉が軽視されている
一所懸命とコツコツやることが
あたかも格好悪いような風潮もある
しかし、江戸時代も現代も
人より倍成功したかったら、倍の努力が必要だ
技術がないものは、技術を身につけるしかなく
知識がないものは、知識を身につけるしかない
そこには、魔法のやり方などない
人よりいかに多く学んだか
人よりどれだけ多く働いたか
日本の敗戦が濃厚になった頃
フランスの詩人で外交官のポール・クローデルは
このような言葉を残している
日本人は貧しい
しかし高貴だ
世界中でただ一つ
どうしても残ってほしい民族があるとしたら
それは日本人だ
今も昔も、何も資源がない日本
勤勉の精神を誰もが持っていたからこそ
他の国から尊敬された
我々はもう一度
勤勉の精神を身につける必要がある
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