2009.10.16 苦労はネタになる 中村文昭さんの素敵な言葉から… ２０台後半の頃 事業を始めようとしたが全くお金がありませんでした それで、高額所得者を片っ端から調べ その人達からお金を借りようと思ったのです いつか本を書こうと思っていたので この経験が本のネタになると考えました そう思うと、すぐに借りることができてしまったら 本のネタにはならないので 「少なくとも１００人には断られたい」と考えました だから、行って断られ、門前払いされてもまったく苦にならず むしろ、「おお！これでネタがまた一つ増えた」とうれしかったのです （中村文昭講演会より） もし、「断られたほうが、うれしいな」と思ったら 断られた瞬間に、ニコッとできます しかし、「絶対断らないで」とあらん限りの力で願って 断られたら、がっかりして、嫌な顔をしてしまうかもしれません 嫌な顔をしたら力はわいてきません ニコッとできれば疲れないし、相手の気分も害しません そうすれば、あとにつながります 苦しければ苦しいほど、辛ければ辛いほど それを克服すれば後でネタになる、と考える 失敗したり、大ドジを踏んだとき 後からこれが大笑いの話のネタになる、と考える 誰もが、参った、嫌になってしまう、という状態のとき すずしい顔して、ニコッと笑える人は尊敬されます ふところが深い、余裕があるな、と好ましく思います 考え方一つで「嫌なこと」が、「楽しいこと」に変わるのです 嫌なことは受け身です 楽しいことは、積極的で能動的です 楽しくなると、自分から仕掛け 自らまわりを動かす側に変わるのです 逆風を喜び、失敗を恐れず 平気な顔して、何回でも挑戦を繰り返す人には いつかは、運命の女神も根負けして微笑みます 人の心に灯をともす　一覧へ戻る