ご注文はこちらから

パクチーのサプリメント・パクチーエナジーゴールド(コリアンダーのサプリメント)
トップページ製品紹介特長・成分会社案内特商法に関する表記買い物カゴよくある質問人の心に灯をともす


2009.10.9

いのちの日記

顔の軟骨が腐るという難病にかかった
大島みち子さんは高等学校を五年かかって卒業し、
京都の同志社大学に入学した

しかし、病気が再発し、長い病院生活が始まった
その間に、ある大学生と知り合いになり、互いに手紙を
取り交わす間柄になったが、とうとう2人は一緒になれずに、
短い生涯を病院のベットのうえで閉じていった。

その大島みち子さんが書き残した日記を集めたのが
「若きいのちの日記」

その日記の中から…

「病院の外に健康な日を三日ください。
一週間とは欲ばりません、ただの三日でよろしいから
病院の外に健康な日がいただきたい」

「一日目、私はとんで故郷(ふるさと)に帰りましょう。
そして、お爺(じい)ちゃんの肩をたたいてあげたい。
母と台所に立ちましょう。
父に熱燗(あつかん)を一本つけて、
おいしいサラダを作って、楽しい食卓を囲みましょう。
そのことのために一日がいただきたい」

「二日目、私はとんであなたのところへ行きたい。
あなたと遊びたいなんていいません。
お部屋のお掃除をしてあげて、
ワイシャツにアイロンをかけてあげて
おいしい料理を作ってあげたいの。
そのかわりお別れの時、優しくキスしてね」

「三日目、私は一人ぽっちで思い出と遊びましょう。
そして、静かに一日が過ぎたら、
三日間の健康をありがとうと、
笑って永遠の眠りにつくでしょう」

(自分を育てるのは自分)致知出版・東井義雄著より

ドラマや歌にもなった
「愛と死をみつめて」のモデルとなった実話だ

我々は三日あったら、どんなふうに使うだろうか

大事な一日を家族のために使えるだろうか

大切な彼や、彼女、夫や妻のために使えるだろうか

そして、たった一人で、一日、
自分の思い出と向かい合い
笑って、感謝して、旅立つことができるだろうか

自分の生きている今という時間を
いかに粗末にしてきたか…

大事な時間を自分に使うのではなく
大切な人のためにどれだけ使ってきたか…

この日記を涙なくしては読めなかった



人の心に灯をともす 一覧へ戻る