2009.9.24 |
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クレリックシャツの思い出 |
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京都のI氏の勉強会で5.6人で対談し食事をした後
京都の祇園のバー(スナック)に連れて行ってくれた
隅の席に、きれいな舞妓さんを連れた紳士がいた
ワコールの塚本会長だった
その時の塚本さんは
紺のブレザーにチャコールグレーのパンツ
シャツは薄いブルーのクレリック(襟とカフスの部分が白の)シャツ
70歳近い年齢だった
こんなに紺ブレとクレリックシャツが似合う年配の方は見たことがなかった
I氏に気付いた塚本さんが我々の席にわざわざきてくれ
「君たち、I君を頼むぞ」
と、我々若造に肩を叩かんばかり言い
歌を歌ってくれた
渋くて枯れた「同期の桜」だった
塚本さんは軍隊の経験があり
奇跡的に生還したことで
「生きているのではなく生かされていること」
を行動の原点としていた人だ
塚本さんも亡くなってしまったが
舞妓さんとお洒落な塚本さんの姿が今でも目に焼きついている |
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