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2009.9.18

城野宏の情勢判断学

獄に15年もつながれていた男がいた
それも日本ではなく中国だ

その人の名は、城野宏
第二次世界大戦が終わってから
中国で毛沢東と4年もの間、日本の為に戦った
総勢50万人の山西野戦軍だ

最高司令官だった、城野は
その後捕虜となり、獄につながれる
獄には、中国の政治犯、詐欺師、泥棒、宗教のメンバー
大学の学長から、殺人犯、様々な罪人が入ってくる

楽しみの無い獄中、城野氏は彼らに中国語で
三国志の講義をしたという

中国語は東京帝国大学時代
同級だった中国からの女子留学生から習った

獄では毎日銃殺刑があった
その不安に耐え切れず発狂したり
心身が衰えるものが数多くいた

「殺されるまでは俺の命、
殺すのは向こうの勝手
それまではちゃんと生きている
精一杯面白いことを考えて生きてやろう」

と考えたら、勇気が出てきたという

入ってくる中国人は最高の情報源
あらゆる種類の人間から勉強した
まさに、人材雲のごとし

そして、そこで得た経験から生まれたのが

「足らないものを足りるように」
「自分が主人公で生きる」
「心の姿勢が、色々な条件を生かすことができる」
といった、様々な情勢判断をする学問

これを城野氏は「脳力開発」と名づけた

こんなエピソードがある

中国から帰国し、母校東大で講演した時のこと
終了後、一人の学生が質問に立った

学生 「先生は、27年ぶりに日本に帰国したのに
     どうして日本のことを、そんなによく知っているのですか?」

城野 「じゃあ君は日本のことをよく知っているのかね」

学生 「日本に住んでいるのですから、よく知っていますよ」

城野 「それでは君は、昨夜神田の商店街で火事があったのを
     知っているかね」

学生 「もちろん知っています」

城野 「何で知ったの?現場まで行ったの?」

学生 「新聞で見て知りました」

城野 「それなら、私も同じだ、中国の監獄で
    私が新聞を読んで知ったことと同じではないか」

学生 「監獄の中で新聞を読めるんですか」

城野 「君は監獄に入ったことがあるのかね?
     どうして、中で新聞が読めないと決め付けるのかね?
    獄中にあっても、時間的なずれはあるが、新聞はもちろん
    雑誌などスミからスミまで読んでいたから、
    君より日本のことはずっとよく知っている」

我々は色々な思い込みがあるが
こういう思い込みから判断するのだから
正しい判断ができないのだ、と
城野氏はいう

ベトナム戦争を的確に予測し
数々の情勢を正しく判断し、予言した
城野氏の教えは今もなお
我々には必要だと思う

中村天風、安岡正篤
と並び称され
近世の3大オピニオンリーダー
と言われた城野宏氏

この混沌とした現代
今、生きていたら
どのような判断を下すのだろうか?



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