2009.9.11 |
|
心配するな、なんとかなるさ |
|
あのトンチで有名な一休禅師が、亡くなる前に弟子達に三巻の遺言を残したそうです。
もしお寺でどうにもならないほど、困ったことがあったら、この三巻の遺言を開けなさい、と。
一休さんが亡くなって何年かして、お寺にほんとうに困ったことが起こり、その遺言書を開けることにしました。
すると…
一巻目には 大丈夫
二巻目には 心配するな
三巻目には 何とかなる
困ったときに、一番ほっとする言葉は「大丈夫」です。
そして、安心する言葉は「心配するな」
希望が持てる言葉は「何とかなる」です。
中村天風師は
『一度だけの人生だ。
だから、今この時だけを考えろ。
過去は及ばず、未来は知れず。
死んでからのことは宗教にまかせろ。』と言ったそうです。
過去はどうやっても変えられません。
そして、未来は誰もわからないのです。
すると残るのはこの今だけ。
ならば、この今を一所懸命生きるしかありません。
一所とは、今この場です。
そこに命を懸(か)けるのが一所懸命。
心ここにあらざる時に不安になるのです。
一心不乱に仕事をしたり、わき目も振らずに集中しているときは他のことを忘れています。
困ったことや、心配ごとの9割以上は実際には起きないと言われています。
考えたって仕方ありません。
「大丈夫、なんとかなるさ」の気持ちで、本日ただ今を生きましょう!
|
|
|