2009.9.5 |
|
人は温かいものが好き |
|
「正しいことを言えば、わかってもらえる」とか「これは常識的なことだから」と考えるのですが、
人はいつも《正しい》ことを受け入れるのではなくて、《温かいもの》を受け入れるのです。
人間関係が、柔らかく温かいものであれば、問題は必ずクリアされていきますが、
その人との関係がうまく形成されていなければ、いくら正しいことを主張しても、
相手は聞き入れてはくれません。
まず先に、基本的な人間関係を築くことが大切です。
親子でさえも。
(小林正観)
相手がどんなに正しいことを言っていようが、論理的であろうが、
相手のことが嫌いだったら受け入れません。
政治でも、経済でも、経営でも、芸術でも、哲学でも、
それが正しいか正しくないかではなく、好きか嫌いかです。
人間は感情の動物です。
冷たい人、冷たい言葉、冷たい仕打ち、冷たい態度は嫌いです。
いつも温かい言葉や態度で接している人には、笑顔があります。
相手への思いやりと愛情があります。
感謝と謙虚さがあります。
商品でも会社でも
そして、自分自身も
人から好かれる努力が必要です。
|
|
|