2009.9.4 |
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ファーストペンギン |
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ペンギンはどこかに移動するとき、まずは群れの中の一匹が動き、
その後に残りの群れが従って動くという習性がある。
例えば、氷原の中に穴があったとすると、そこに最初一匹が意を決して飛び込む。
そして、その一匹が魚や食料を採って上がってきたら、残りのペンギンも次々と飛び込む。
アメリカでは、このように勇気を持って、
未知の市場に飛び込む人のことをファーストペンギンというそうだ。
誰もがやったことのない事業や、新しい分野のビジネスや、
前例のない企画を立てるとき、ほとんどの人は二の足を踏む。
未知の市場に飛び込むと、傷だらけになるかもしれない、
あるいは倒産の憂き目にあうかもしれない。
しかし、誰かが勇気を持って飛び込んだから、
世の中に新しいビジネスが生まれ、企業は生き延びることができる。
大きなビジネスの話ではなく、日々の生活の中でも同じだ。
怖がって新しいことにチャレンジしなければ、進歩は永遠にない。
小さな習慣を変え、一歩前に踏み出す、その積み重ねが、ファーストペンギンの勇気を作る。
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