2009.8.25 |
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倭(やまと)は国のまほろば |
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倭(やまと)は国のまほろば
たたなづく青垣山隠(あおがきやまごも)れる倭(やまと)しうるはし
《古事記・倭建命(ヤマトタケルノミコト)》
大和は素晴らしい国
山々がたたみ重なり、青々とした垣根のように山に囲まれている
大和はなんと美しいのだろうか
日本では古来、国(地方)の統治者がその地方を誉めるのがしきたりでした。
言葉には言霊(ことだま)があると信じられていたからです。
話していると、気分がなえてしまい、寒々とした気持ちになってしまう人がいます
元気がなくなり、気分が暗くなってきて、しまいには怒らせてしまうこともあります
反対に、話していると元気が出て、明るくなり、大笑してしまう人もいます
相手の気をなえさせる人は、否定的なことを言い、希望のない話をする人です
相手を元気にする人は、愛ある言葉を使い、前向きなことを言う人です
愛ある言葉を使う人は、相手の立場に立てる人です
日本は言霊の国と言われています
我々は日本に生まれてきた以上、言葉の修行をしなければいけません
ぞっとするような悲惨な事件は
人を寒々とさせ、ザラザラとした殺伐とした気持ちにさせます。
言葉も同じです
人を、温かく、気持ちよくさせる言葉を常に使うことを心がけるのが、
言霊の国、日本に生まれた我々の使命だと思います
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